綾瀬はるかさんの主演ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」の第7話が2021年2月28日に放映されましたので、その感想と今後の考察を書いてみます。
第6話の終盤で浮かび上がってきた、東朔也という人物。
今回はこの人物がクローズアップされます。
いつも陸に数字の落書きを消す仕事を依頼している、クウシュウゴウを確保しようと画策する日高(中身は彩子)。そして数字を書くように依頼された、「落書き男」と接触。
落書き男は、依頼した人物(クウシュウゴウと思われる)は、「右のてのひらにホクロがあった」と証言。
そのとき彩子は、「東朔也」の死亡届が出ていないことを確認する。その後、(中身は日高)は昨日発生したビル爆発事故で死亡した人たちの遺体安置所に向かい、てのひらを確認する。
「東朔也」も、てのひらにホクロがある人物であり「クウシュウゴウ」と同一人物である可能性が高そう
その後、日高(中身は彩子)は八巻と陸と共に、歩道橋の上の落書きが見える場所の近辺の張り込みを開始。
「いるのにいない。クウシュウゴウは東朔也」とつぶやく日高(中身は彩子)。
いるのにいない!?
クウシュウゴウは、いるのにいない人物ということを示唆しているのでしょうか?
そうすると、誰かと入れ替わった人物がクウシュウゴウとなり、今、クウシュウゴウになっている人物のもとの肉体はもう死んでいる!?
そして、3人が張り込んでいるところに、彩子(中身は日高)がやってくる。
数字の落書きが消えているのを見て、彩子(中身は日高)は「生きてはいるってことか」とつぶやく。
彩子(中身は日高)は落書きがどうなったか確かめにきたのか?
そして、消えていたから、数字を消す指令をした人間が、まだ存在するという確認をした。
彩子(中身は日高)は、その前に「東朔也」が死んでいないかどうか、調べていたから、落書きを書いたり消したりする指示を出す人物=クウシュウゴウ=東朔也ということで間違いないのではないでしょうか。
そして、大胆にもその場で彩子(中身は日高)に話しかける日高(中身は彩子)。
日高(中身は彩子)は、「東朔也」の名前を出して、彩子(中身は日高)を揺さぶる。
彩子(中身は日高)は、動揺したのか返す言葉がなく、「私はいつでもあなたを突きだす事が出来る」とだけ答える。
その対応により、日高(中身は彩子)が焦ってきてると感じる彩子(中身は日高)。
彩子(中身は日高)と医療ソーシャルワーカーの千田かんなとの話で、
東朔也は、すい臓がんで、トルヒノームという薬を飲んでいる。
ということがわかる。
陸と八巻はずっと張り込みを続けていたが、結局クウシュウゴウと思われる人物は来ることなく、落書きを消す仕事の報酬が入金されていたため、張り込みは終了。
彩子(中身は日高)はその後、陸の部屋で待ち伏せする。帰ってきた陸は驚く。一緒に東を探そうと提案する陸に対し、彩子(中身は日高)は突然キス!美しい彩子の女の武器を使って、陸からまんまと証拠品を奪い去る。
骨抜きにされた陸の表情が面白い。
でも、うれしい役柄だったのではないでしょうか。
陸は、落書きを消していたときに声をかけてきた、バイト仲間の師匠、湯浅を怪しみ始める。
そして湯浅と飲みに出かける。湯浅はなんと右手をやけどしたと言い、包帯を巻いていた。てのひらにホクロがあるかどうかは確認できない陸。その後、湯浅は突然倒れ、病院に搬送されてしまう。
日高(中身は彩子)は、実家に帰り、日高の父親と会う。
そこで父親から、二卵性の双子の兄がいることを知らされる。その兄が、「東朔也」
日高の母親は日高が子どもの頃に離婚して、東朔也は父親の元で、日高が母親の元で育てられた。
東は裕福であったが、東の父親が四方という人物に負債をおしつけられたあと、生活が苦しくなる。
四方は一連の殺害事件の被害者です。
四方に負債を押し付けられた恨みから、殺害したのか?
日高(中身は彩子)はそのまま実家に泊まる。
実家の日高の部屋で、奄美のお守り丸い石を見つけて妹に尋ねる。すると、
「丸いからいろんなところに転がっても最後は私のところに戻ってきますように」
という妹の言葉。
とても意味深です!
中身が入れ替わってもいずれは戻りたいということか?
妹も、中身が入れ替わることがありうると、知っている?
または、入れ替わった経験がある?
妹も何か知りうる人物である可能性が出てきました。
彩子(中身は日高)の元に医療ソーシャルワーカーの千田から、
東の可能性がある人物が病院に運ばれたと連絡が入る。
すぐさま病院に向かうが、その直前に警察の本部から電話が。
久米正彦の息子、久米幸彦が殺害されたという。
「リストにない奴狙うって、もうこれ反則だろ」
とつぶやいた後、「うわあああああ!」と絶叫する彩子(中身は日高)
絶叫するあたり、強烈なストレスを感じたのでしょう。
リストにあった久米正彦、前回、マークされていた久米正彦ではなく、
その息子の久米幸彦が殺害されたことに、強烈なショックを受けた感じです。
どうして絶叫せずにはいられなかったのか?
私が考えた理由は2つです。
1.彩子(中身は日高)は共犯者として一緒に殺害現場に行きたかったのに、裏切られた
2.彩子(中身は日高)は殺害を止めるために殺害現場に行っていたのに、リスト外の人物を殺害された
もし1だとすると、犯人はなぜ彩子(中身は日高)を裏切ったのか、ということになります。
その理由は、彩子(中身は日高)がいると、捕まるかもしれないからなのか?
共犯するつもりなら、リスト以外の人物を殺害すると、彩子(中身は日高)に伝えるはず。
でもそうはすることなく、犯人は単独なのか別の仲間と一緒かはわかりませんが、殺害しています。
少なくとも、久米幸彦殺害事件に、彩子(中身は日高)は関与していません。
ともかく、犯人は、彩子(中身は日高)がいなくても殺害を実行するということがわかります。
私としては2の方がしっくりきます。
前回の考察でも書いたのですが、彩子(中身は日高)は殺害を止めたかったのではないでしょうか。でも、殺害が行われてしまった。そのことに、強烈なショックを受けた、と推測します。
犯人は、そういう彩子(中身は日高)の気持ちを知っていた。また、警察の動きも察知していた。
かといって、殺害をやめたくなかった。
本当は久米正彦に対して恨みがあるのだが、マークされていて難しいので代わりに息子を殺してやろうと考えたのではないでしょうか。
彩子(中身は日高)が向かった病院には湯浅が運ばれていた。
そして病床の横には付き添いの陸。
陸が、意識のない湯浅の手のひらを見ようとするところで、第7話が終了。
もう、流れ的には湯浅=東になりますね~
でもこのドラマはそういう予想を裏切ってくれるから確定はできないのですが。
湯浅の手のひらに本当にホクロはあるのか!?
次回の放送も楽しみです。
さて、天国と地獄占いというのを作ってみました。
生年月日だけで占えますので、よかったら一度占ってみてください。