大倉忠義さんの主演ドラマ「知ってるワイフ」第9話が2021年3月4日に放映されましたので、その感想を書いてみます。

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前回、マラソン中に木陰で休憩しているときに、大胆にも澪から元春にキスをしたところで番組が終了。

キスの後、「やめよう。みんな待ってる」とクールに立ち去る元春。
立ち去る元春をずっと見つめる澪。そして寂しげな表情を浮かべる。

右パウ

澪にとっては、好きで好きでたまらなくなった人と、思いがけずキスしてしまいました。自分の気持ちを一方的に表現した澪。しかし、受け入れてもらえなかったような元春の態度。それはそれは寂しい気持ちだったことでしょう。状況を考えれば仕方ないことなのだけれど。

職場で澪は、津山に「今日お時間ありますか?話したいことが」と、仕事後に話をすることを取りつける。
それに動揺した津山。元春に、「何の話だと思う?嫌な予感がする。もしかして振られる?それはないよな?ものすごくザワザワする」と矢継ぎ早に質問。
「振られない」と元春が答えると、「ありがとう」とほっとした様子で立ち去る津山。

右パウ

津山は振られる予感がして、気持ちがザワザワしてしまい、仕事が手につかなくなってしまった感じです。その気持ちを一人で解消できず、元春を頼ってしまうあたり、意外と気が小さいのかな?という感じがしました。

仕事終わりにカフェに行く津山と澪。
重い空気の中、「ごめんなさい、もう津山主任とは付き合えません」とストレートに交際終了を言いわたす澪。
「ほかに好きな人ができたとか?」と聞く津山に、暗い表情で何も返せない澪。
「わかった。これからは気楽な同僚にもどろう」と、一生懸命に笑って明るく振舞う津山。

右パウ

津山は振られても落ちこむ澪を元気付けて、本当に優しい対応だと思います。
しかも、澪の好きな、イチゴパフェがおいしいカフェに連れて行ってくれた津山主任のやさしさが垣間見えます。残念ながら澪は紅茶しか頼みませんでしたが。

その後、いつもの木田の居酒屋で飲む津山。隣には元春。振られたことをマスターの木田に告白し、飲んだくれる津山。「元春が離婚したと思ったら津山まで」と木田。

その頃、澪は元春の妹であり木田の妻でもある、なぎさとジョギング。
澪は、「私は最初から別の人を見てたのかもしれない」となぎさに告白すると、なぎさは「それってお兄ちゃんのこと?」と見破ってしまう。「自分が嫌になる」という澪。

右パウ

澪もかなり苦しんでいますね。既婚者である元春を好きになってしまい、結局、付き合っていた津山を傷つけてしまった。どうしてこんな行動をとってしまうのか。でも、心がどうにもならなかったのでしょう。

翌日、澪を説得しようと会社の通用口近辺で話しをする元春。
「津山のことなんだけど、もう一度考え直してくれないかな。もしあの日のこと気にしてるのなら、気にするようなことじゃないから。はずみでああなっただけだから」という元春に対し、「はずみじゃないですから。だから、津山主任と付き合いません」としっかり元春の目を見て答える澪。

右パウ

「私は剣崎主任が好きなんです」と言わんばかりです。元春への想いがどうにもならない気持ちで津山とは付き合う気にもなれないのでしょう。それにしても、元春が口出しするべきことではないと思うのですが。

続けて元春に言う澪「剣崎主任に何も期待していません。あのこともただのはずみだと思いたいならそう思ってください。剣崎主任にとってあのキスは何の意味も何の責任もありません。」
近くには津山。津山がこの話を聞いていた!

右パウ

普通こんな話は、近くに人が来ても、聞こえないような声でするはずなのですが(苦笑)。しかもキスしたことがわかるようなこと、絶対に聞こえないように話すべきです。それはドラマ柄仕方ないのでしょうけど。

津山が戻っている部屋に帰る元春。
元春が津山に声をかけると、津山はいきなり元春に殴りかかる!

右パウ

ちょっと、これはあまりにも冷静さを欠いた行動だと思います。
澪の「キス」発言はありましたが、お互いが納得してキスしたのではない雰囲気であったのはわかるはず。
どういう事情でキスに至ったのか、まずは元春の言い分を聞くのが先だと思うのですが。
普段のいい人津山ならそういう行動が出来たと思います。ただ今回は「キス」の一言が強烈だったのか、きっとかなりのショックを受けたのでしょう。

そして「おまえ俺をバカにしてんだろ。彼女とキスってなんだ!」と言う津山。

右パウ

松下洸平さんには珍しい、迫真の怒りの演技です!もうちょっと声を低くすごみのある声で怒りを表現して欲しかったという思いはありますが、あまり怒らない、いい人津山らしい怒り方という意味ではいいのかもしれないですね。

「そんなことするわけないだろ」と言う元春に、
「じゃあどういうことか説明しろよ!」と言い放つ津山
元春はきちんと説明できず、津山の部屋を出る。

右パウ

元春はどうしてきちんと説明しなかったのでしょうか?
澪の方からキスをしたとは、言いたくなかったのかもしれません。
自分のせいでこうなっているという思いから、澪を悪者にしたくなかったのでしょう。

いずれにしても、これで、沙也佳に続いて津山も傷つけ、またこの世界でも澪を傷つけてしまっているという状態になってしまいました。

公園でたたずむ沙也佳に、花屋のスケボー青年、上原がやってくる。
「離婚した」と打ち明ける沙也佳に、母親から電話が。
電話の内容から、まだ離婚の事実を親に言っていないことを知った上原は、「沙也佳さん、面白いな」という言葉を残して行ってしまう。「面白い?」とつぶやく沙也佳。

右パウ

沙也佳はどう思ったのでしょう?
元春のときとは違う、上原の言葉に少なからず心が弾んでいる感じがよくわかります。
それにしてもなかなか離婚したことを親に言えない、プライドの高さがよくわかります。

元春と津山の関係が悪化していることに気づいた澪は、元春に事情を聞く。
元春が異動を考えていることを知った澪は、「私のせいじゃないですか」
元春は、「種を蒔いてるのは全部俺だから」と意味深の答え。
澪「本当にごめんなさい」
元春「建石さんには会えてよかったと思っている。会うはずじゃなかったのに」澪「え」
元春「本当に会えてよかった。ありがとう」

右パウ

まあ、こんなこと言われても澪は戸惑ってしまいますよね。
元春が人生を変えたはずだけど、結局、澪と引き合う運命にあった。それがこの結果を招いている、と元春は感じているのでしょうけど、澪はそんな事情が理解できるはずもありません。
元春が、「会えてよかった」といったのは、会ったことで澪の気持ちがよくわかったからでしょう。あのときに悲しい映画を見ていたのは、泣きたいときだった、とか。そして、元春が澪をモンスター化させてしまったと。

その夜、澪は夢を見る。
夢の内容は、以前の世界で澪と元春が出会い、恋人関係になったこと。大学のキャンパスで元春に抱きついたこと。元春と結婚式を挙げたこと。結婚後の家庭で、元春に怒っていること。

翌朝、澪は夢で見た大学のキャンパスに行くと、そこに元春がいる。
澪は、元春に夢の事情を話したあと、
「何か知ってるなら教えてください。剣崎主任に出会ってからおかしなことがたくさんあります。昨日だって、会うはずじゃなかったって、どういうことなんですか?私たちはどうしてダメなんですか?」と元春に質問する。

元春はついに澪に告白する。
「夫婦だったんだ。」

ここで今回のお話は終了します。

次回の予告では、計画倒産の話が出てくる感じです。きっと前回の2億円の融資が絡んでいることでしょう。

また、「過去に戻る最後のチャンス」とありました。
元春の「幸せにな、澪」という言葉があるので、もう過去には戻らず、澪から離れるという選択をするのではないかと思うのですがどうなるのでしょうか。

来週の展開も楽しみにしています!

さて、主役の元春を演じるのは大倉忠義さん、ヒロインの澪を演じるのは広瀬アリスさん。そして不憫な津山を演じるのは松下洸平さんです。
よかったら、相性を占ってみてください。
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