綾瀬はるかさんの主演ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」の第8話が2021年3月7日に放映されましたので、その感想と今後の考察を書いてみます。

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第7話の最後では、陸が湯浅の手の包帯をめくりあげて手のひらのほくろの有無を確認しようとするところで終了していました。

陸が、病院のベッドで寝ている湯浅の手の包帯をめくりあげたところ、なんと手のひらにホクロが確認できた。

右パウ

これはもう決まりでしょう。湯浅は落書きを依頼した人物であり、殺人事件の犯人で、クウシュウゴウ、東朔也ということになります。

八巻が日高(中身は彩子)に連絡し、久米幸彦が殺されたことを報告する。
その日は久米正彦邸で彩子(中身は日高)を確認しているので、アリバイがあるため彩子(中身は日高)は犯人ではありえない。そこで日高(中身は彩子)は、日高は誰も殺しておらず、兄を探していたのではないかと推測する。

右パウ

誰も殺していないというのは大胆な推測です。彩子が日高になりきったことで、日高の人柄がよくわかり、殺人を犯すような人ではないと感じたのかもしれませんね。

湯浅が目を覚ます。陸に頼み、病院を陸と一緒に出て行く。陸はずっと付き添っていく。

日高(中身は彩子)は、五木から東朔也の派遣登録の書類を受け取る。
書類を見てみると、顔写真はまさに湯浅であった。生年月日は1982年9月13日と記されている。

右パウ

日高の生年月日は確認しておりませんが、双子ということからきっと同じでしょう。

急いで桜下病院に向かう彩子(中身は日高)。
しかし、病室はもぬけの空で湯浅はもうここにはいなかった。
「どこ行ったんだよ!」語調を荒げる彩子(中身は日高)。

右パウ

おでこのあたりにはしっかり青筋が入っています。男になりきって怒りを表現する、綾瀬はるかさんのすごい演技ですね!

警察の殺人事件対策会議がおこなわれる。今回の久米幸彦殺人事件では、犯人は殺害後の清掃をしておらず、血紋や足跡などの遺留品がたくさん入手される。また防犯カメラでも、帽子とマスクをした犯人像が映し出される。

右パウ

犯人の映像、まさに湯浅!これを見る限り湯浅としか思えません。
それにしても今回は、どうして清掃をしなかったのでしょうか?これに関する考察は、後にまとめて述べさせていただきます。

彩子(中身は日高)が日高(中身は彩子)に、コアース社長の辞任をお願いし、「捕まるかもしれない」と警告。
それに対して日高(中身は彩子)は、犯人はクウシュウゴウこと日高の生き別れの兄、東朔也だと、書類を彩子(中身は日高)に見せ、「あなた本当は何もやってないんじゃない?殺人に狂うお兄ちゃんを止めようとしただけなんじゃないの?」
彩子(中身は日高)は、「兄をかばうことはあきらめます」

右パウ

これで日高(中身は彩子)は、兄が犯人であると暗に認めたかたちになりました。しかし、本当にお兄さんをかばうのをあきらめるとはおもえないのですが・・・。

自宅に帰った日高(中身は彩子)は、マンガや石などの証拠品がなくなっていることに気づく。
そこに陸からの電話。証拠品を彩子(中身は日高)に奪われたことを告白し、「クウシュウゴウかもしれない人と一緒にいるんだよね」
「知り合いだからって逃がしたりしたらダメよ。それも犯罪だからね。陸にとって友達でも人殺しは人殺し・・・・」と言う日高(中身は彩子)に対して、陸は「わかってるからそれくらい!」と答えて電話を切ってしまう。

右パウ

陸は、尊敬する湯浅が殺人犯だと思いたくないんでしょうね。でも日高(中身は彩子)に報告してしまったので、もうあとには戻れません。

犯人のと思われる靴と、置き手紙が橋の上から見つかり、かけつける五十嵐警視たち。
置き手紙の内容は、

もう疲れた
ここらで終わりにしたる
さいならφ

右パウ

なんだこのふざけた置き手紙は(笑)
彩子(中身は日高)がもう捜査を終わらせたいという意図から、犯人は自殺したと思わせたいのでしょう。

捜査会議に、謹慎中の河原が飛び入りする。
河原は独自の捜査で、容疑者は東朔也にたどり着いたことを発表する。
東朔也の顔写真と防犯カメラの映像は、AI解析で98%の確率で同一人物とのこと。
聞き込みにより、東は久米幸彦の仕事上のミスを背負わされて辞めさせられたことが判明。これが殺害の動機だと河原は推測する。
そして彩子(中身は日高)も東を追っていたことを河原に暴露される。
その理由を問いただされた彩子(中身は日高)は、「(日高の会社)コアースの清掃員」という筋で調べていたことを報告。河原は、日高と東が居酒屋での目撃証言を得ていたことも合わせて発表する。

丁度そのとき、遺留品で出てきた子どもの歯が、分析の結果、日高陽斗の乳歯であることが判明。
「まだ持ってた」とつぶやく彩子(中身は日高)

右パウ

日高が幼い頃、東朔也と会ったときに、東は日高の乳歯を持って帰ったんですよね~。
何故これが殺人現場にあったのか?この考察も後述します。

そして東と日高の緊急配備が通達される。
日高(中身は彩子)に捜査会議の一部始終を連絡し、「とにかくどこかに隠れてください」と言う八巻。
そこに河原がやってくる。
「今誰に捜査情報漏らしとったんじゃお前!」
そして携帯を取り上げられる。

右パウ

八巻はどれだけドジなのでしょう。人目につかず、聞こえない場所で話すべきことをどうして。緊急配備になったことで焦っていたのでしょうけど。

警察がコアースに集団で押し寄せ、非常口から脱出する日高(中身は彩子)。
五木は、やってきた警察に対して「しばらくお待ちください」

逃げる日高(中身は彩子)に対して、五木は追及することなく、別の場所で日高(中身は彩子)と落ち合う。
そこで日高(中身は彩子)は「(自分は)日高ではない」と告白する。
五木は納得したのか、日高(中身は彩子)の質問に対して丁寧に答える。
「日高君に人を殺せるとは思えない」
「日高君はあなたのことを助けると思いますよ。決定的にあなたを助ける方法が!」

右パウ

五木さんは日高のことを信用しきっているんですね~!長い付き合いということもあるのでしょう。あなたを助けるとは、もう一度入れ替わるということを考えていたと思います。

歩道橋に呼び出される日高。今日は入れ替わった日と同じ満月。そして、その日と同じように、歩道橋の階段から転げ落ちる二人。

右パウ

この流れから、もうこれは入れ替わったと考えていいでしょう。2人は元の姿に戻ったと思います。満月の夜、そして奄美大島の丸い石が必須アイテムだったんでしょうね。

その頃、湯浅と陸は福岡にいた。
湯浅「陸、奄美大島行ってみないか?」に対してうなずく陸。

右パウ

湯浅は何故、陸と奄美大島に行きたいのでしょうか?いろいろとまとめて考察します。

今回の殺人事件では、どうして清掃をしなかったのでしょうか?
考えられる理由は大きく分けると2つです。
1.清掃したくても余裕がなくできなかった
2.清掃する気がなかった
1の、余裕がなかったというのは理由としては乏しいかなあと思います。これまでは清掃してきているし、この殺人事件が発覚したのも日数が経過しています。ですので余裕はあったはずです。
なので、2の清掃する気がなかったということだと思います。

では何故今回は清掃する気がなかったのか?2つの理由が考えられるでしょう。
1.もう捕まってもいいと思った
2.証拠を残しても捕まらない自信があった

1ですが、まだまだ殺されていない人の名前がリストに残っています。
それをもうあきらめるのでしょうか?
湯浅(東)はもう死期が迫っているから、もうやめるという可能性もあります。
2は、普通ならちょっと考えがたいです。いくら逃げても、もう捕まるのは時間の問題だと思います。ただ、こう考えると、捕まらないということになります。

犯人が別人と入れ替わったら、捕まるのは湯浅(東)の肉体を持った者ということになります。
入れ替わった人にすべての罪を擦り付けて、犯人は捕まることなく、その人の元気な肉体で、新しい人生をすごすことが出来ます。

今回は遺留品として、乳歯も見つかっています。
何故あんなところに日高の乳歯があったのか?
日高の乳歯は、湯浅(東)の持ち物であることは、日高が証言すればすぐにわかるはずです。
ひょっとしたら日高が東をかばうかもしれませんが。
かばった場合は日高も共犯として罪をかぶるでしょう。
それはそれで、日高を恨めしく思う東にとっては好都合だと思います。

いずれにしても、様々な証拠を残したのは、湯浅(東)の犯行であることを決定的なものにしたかったのだと思います。
捕まる前に湯浅(東)が別人と入れ替わり、湯浅(東)の肉体を持つ人物が捕まってしまえば、これまでの殺人事件の捜査は打ち切りになるわけですから。

では、入れ替わるためには何が必要か?
奄美大島の石ですね!
湯浅(東)が陸と奄美大島に行きたい理由は、陸と入れ替わって罪を擦り付けるのが目的ではないかと考察します。

次回の予告では、彩子が人質に取られたり、河原に逮捕されるシーンがありました。
あと2回、どういう展開に落ち着いて行くのでしょうか?
最後、湯浅と陸が入れ替わったかどうか微妙な展開で、湯浅が逮捕される、みたいな、入れ替わったかどうかわからない終わり方だけは避けて欲しいなあというところですが。

次回の放送も楽しみです!

さて、天国と地獄占いというのを作ってみました。
生年月日だけで占えますので、よかったら一度占ってみてください。

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